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■ロタ島
面積85.38kF 周囲海岸線61.6km
最高地点サバナ山495m
人口3,283人 (2000年米国国勢調査)
どんな旅も、目的地に到着する前から既に始まっている。サイパン空港を出発する直前に見た虹と雨水を溜めたハイビスカスの美しさに何だかとても素晴らしい旅になる予感がした。
飛び発ったフリーダムエア30人乗りのSHORTS360双発機上から見た海原。視界が及ぶ限りあまりに穏やかで蒼く、綿のような雲が海面
に映えている。晴天の神様に感謝し、旅の気分が高揚する。
約30分の飛行を終えロタ島に到着。本物かどうかは分からないが、石の上に草や苔が生えた空港敷地内にあるラッテストーンのお出迎え。空港内のレストランAs
Parisで朝食をとり、レンタカー会社でセダンを借り、バードサンクチュアリーを目指す。
空港から車で15分ほど走ると看板が見えた。右上に身体の一部がターコイーズ・ブルーのナンヨウショウビンが出迎えてくれた。
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看板を過ぎ、少し前進すると、突如澄んだ「蒼い壁」が視野に飛び込んできた。この色がロタ・ブルーと呼ばれる海の色彩
か。空を見上げれば、どこまでも青く広大で、雲でさえ楽しく笑っているかのよう。モクマオウの若木が並ぶ芝に駐車し、強烈な陽射しを避け、木陰で海風を感じながら、空と海の青をしばし眺める。間もなく、自分の周囲には誰もいないことに気が付く。
木々に囲まれた細い通路を通り、海に向かって歩くと、突然視界が開け、断崖絶壁に作られた手すり越しに海原が広がった。「うわぁ、スゴイ!」と思わず感嘆の声が出た。昼ご飯時だからだろうか。人は誰もいない。通
路に沿い、下降する。海の手前の下方のジャングルの木々の上に、沢山の「アカアシカツオドリ」が、営巣している。ロタ島の森林はそのほとんどがサトウキビ畑用に伐採された為に、二次林となったのだが、このジャングルはどうなのか?地の利の悪さを考えると、ここは昔から人間の開発の手が伸びていない、古代と同じ姿なのかもしれない。
見晴らし台で 空を眺めていると、そのうちに色々な海鳥達が見えてきた。シロアジサシ、クロアジサシ、シラオネッタイチョウ、アカオネッタイチョウ、アカアシカツオドリ、オオグンカンドリ、マリアナオオコオモリ。上昇気流に乗り、翼を羽ばたかせずに飛ぶ生き物の美しさよ!気が遠くなるような歳月の中で進化を遂げた、自分の眼の前で繰り広げられる生物の営みに時が止まった。気がつくと4時間ほど経過していた。依然、自分以外にここに人はいない。
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| 「大自然の中に肉体と精神を晒してみること。それは我々「都市化」された人間が何処かへ閉じ込め、一個の動物として枯れつつある生命力の源である「野性」に潤いを与えることではないか。その証拠に、豊かな自然に囲まれて生活をしている人や動物達の表情は活き活きとしている。」そんなことを思わずにはいられないロタ島での時。みなさんと少しでも自然の素晴らしさを共有できたらとても嬉しく思います。
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【役に立つ参考文献】
■「ふたりのロタ島動物記 オオコウモリと島の楽園ガイド」(山と渓谷社)
大沢啓子・大沢夕志 共著 ロタ島の鳥、植物、歴史、文化、ホテル、レストラン情報など。
ロタへ行くなら必読の書。
■「Common Flora And Fauna of the Mariana Islands」 Scott R. Vogt. ・Laura
L. Williams 共著
北マリアナ諸島政府機関、Department of Fish & Wildlife の職員が 記した北マリアナ諸島の動植物図鑑
【ロタ島関連のお薦めオモシロ・ウェブサイト】
■Rota Fan 複数のロタファンによるのロタ島の様々な側面
を紹介
■連山 近自然学(地球環境と人との共生共存理念)研究家、山脇正俊氏のロタ島の観光、環境、ゾーニング、エネルギー考察。
企業家峯山政宏氏によるロタ島に住み働く日本人インタビューを通して見えるロタの魅力。
■magpie homepage まぐぴさんの2002年10月に行なわれたロタ島ネイチャーワッチング行。
■A
Report from birdtours.co.uk(英語) Dave Klauber氏の2004年4月に行なわれたグアム、ロタ、サイパン、テニアン、トラック、ポナペ、パラオ、ヤップでのバードワォッチング紀行
■Department of Community
& Cultural Affairs - Historic Preservation Office 北マリアナ政府機関・コミュニティ&文化省・歴史保護局のウェブサイトニュース、活動、刊行物などの情報閲覧可。 |
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