サイパンにも、みんなに親しまれている、昔ながらのお菓子があります。 日本で言えばお煎餅とか、おだんごとか、そんな感じ…? お母さんの手作りのような素朴なお菓子は、なんだかあったかくて、 懐かしい気持ちになりますね。そんなお菓子達、おやつに試してみてはいかが?
パン トゥバ お菓子…というより、見た目そのまま、パンですが、これはトゥバというヤシのお酒を生地に練り込んだパン。ほんのり甘く、噛みごたえがあって、トゥバの香りが特徴的なパンです。ちなみに「パン」というのはスペイン語から来ているそうで、日本の「パン」と一緒。親しみやすいですね。
ポトゥ チャモロ風の蒸しパン。こちらも材料にはトゥバが使われていて、その風味を楽しむ事ができます。食感はかなりモチモチ〜っとした感じ。ちょっと歯にくっつきますが、結構くせになる感じ。酒蒸しまんじゅうの皮のような風味ですが、一つ一つがわりとずっしり重く、空腹の虫を押さえるにもいいかも。
ビビンガ ホットケーキのようなビビンガはポトゥを押しつぶしてペッタンコにして焼いたもの。ポトゥとはまた違った食感のやさしい味。おやつとして、このままいただいても美味しいですが、サンドイッチやタコスのように、お好みの物をはさんでオリジナルに挑戦するのも楽しいかも。
アピギギ サイパンのローカルお菓子の中で、一番有名かもしれません。ご存じの方も大勢いっしゃることでしょう、アピギギはタピオカスターチに砂糖や水、ココナッツなどを混ぜてバナナの皮に包んで鉄板の上で焼いたもの。こちらもモチモチとした食感とやさしい甘さで人気です。焼き立てのアツアツは特に人気。ストリートマーケットなどでもよく見かけます。
マンナビスケット ココナッツの風味が口いっぱいに広がる、柔らかいクッキー。やさしい食感と手ごろな大きさで、ついつい進む、おやつです。
タマレスタピオカ アピギギに似ていますが、こちらはタピオカ、ココナッツにミルクをまぜたもの。バナナのように柔らかい食感はアピギギとはちょっと違います。
いろいろご紹介してきたローカルのお菓子達、いかがでしたか? どこかで見たような…そんな感じのするものも多いですが、 歴史の流れと共に様々な国の文化に触れて来た北マリアナならではの顔ぶれとも言えるでしょう。 実は、この特集を組むにあたって全面的にご協力いただいた、 「エスコス ベーカリー」という、グアムから買いに来るという人もいるくらい 有名なお店があったのですが、残念ながら2007年10月に、その営業を終了してしまいました。 伝統の味を伝えるお店が閉店してしまったのは寂しい限りですが、 スーパーやストアに行けば、まだまだ、これらのお菓子に出会う事が出来ます。 ふとした休憩に、そしてお土産に、チャモロの素朴な味を楽しんでみてはいかがですか?